垢抜けメイクの基本は、トレンド×自分らしさのハイブリッド。トレンドをいかにして自分らしく取り入れるか、がポイントです。そこで、等身大のメイクに役立つTIPSをご紹介! 垢抜けの伸びしろ、まだまだありそうです。
PARTS(01)
BASE
[ベースメイク]ヘルシーなツヤを意識してフォギー肌を目指す!
“きちんと丁寧につくる、ほわほわした赤ちゃんみたいな肌”
テカリを抑えてセミマット肌に。なめらかさを優先して、フラットでこそ光を受けるツヤがどこまでも素肌っぽい。
(TIPS)小鼻の脇、目の下、口角の色ムラをしっかりカバーすると美人見え!
小鼻の脇の赤み、目の下のクマ、口角のくすみといった色ムラは肌のノイズ。コンシーラーで一掃して冴えた肌の色に。肌の色に合った、柔らかいリキッドコンシーラーを、色ムラのある部分にだけ丁寧に重ねる。
PARTS(02)
CHEEK
[チーク]この春はチークが復活!骨格の美しさをキープ
“端正な輪郭と自然な血色で、凛とした雰囲気をまとえる”
輪郭を引き締める、血色感をほのかに感じさせる。イメージづくりではなく、ひたすら素材を活かすことに徹して。
(TIPS)フォギー肌の決め手はルースパウダー
ツヤのある肌とは対極にあるフォギー肌。赤ちゃんの肌のようにほわほわとした柔らかさを感じさせるには、セミマットなお粉をかけて。
(TIPS)耳手前から小鼻へ逆▼に入れると小顔見え
シェーディングとチークを兼ねた、垢抜け度バツグンの入れ方。フェイスラインがキュッと締まって見えるので小顔な印象にもなれる! 耳の手前側は幅広く、頰中央に向かって集束するようにブラシでふんわりとチークをのせる。
キャミソール¥26,880(SVNR/LYDIA) タンクトップ¥19,800(テーロプラン/テーロプラン カスタマーサポート) イヤカフ¥18,700、バングル¥45,100、ブレスレット¥70,400(すべてサラース/サラース カスタマーサポート)リング¥33,000(ヴァレンタイン)
PARTS(03)
EYEBROW
[アイブロウ]さりげないのに存在感はある
時代は“薄眉"ブームに
“作りこみすぎない自然な眉が強いだけじゃない、しなやかさを演出”
眉の色は髪の色に合わせて、あくまでも自眉の雰囲気を。密度よりも毛流れでフォルムをつくるべし。
(TIPS)眉は埋めずに“中骨”だけを描く。すき間を活かして薄眉に
魚の中骨のように、毛が集まる中心部に“中骨”を1本描くだけ。輪郭ではなく、芯をとることでしっかりしているのにさりげない薄眉に! 眉パウダーや眉ペンシルで眉の“中骨”を描く。眉頭から眉尻へ、眉の中央部分にラインを引く。
ジャケット¥204,500(ザ ロウ/エッセンス) シャツ¥26,400(ルシェルブルー/ルシェルブルー総合カスタマーサービス) デニムパンツ[参考商品](FUMIJEAN/LYDIA)イヤカフ¥23,100(サラース/サラース カスタマーサポート) ネックレス¥58,500(ヴァレンタイン)その他スタイリスト私物
PARTS(04)
EYE
[目もと]テクニックでつくる、すっぴん風まぶたと自まつ毛っぽさ
“ヌーディなまぶたとくっきりとしたまつ毛のコントラストが◎”
アイメイクをとことんそぎ落として、“整ったすっぴん”の極致へ。気取りのなさに、グッとくる!
(TIPS)目のキワからアイホールへ、ワイパー塗りで漏れなく
アイシャドウブラシにべージュカラーをとり、まぶたのキワからアイホールに向かって左右に塗り広げるようにON。くすみがちな肌の色を整える。
(TIPS)まるで自まつ毛が長いかのように細く長く、1本ずつ丁寧に塗る
まつ毛に太さは要らず、欲しいのは長さがもたらす繊細さ。さらにカールしたまつ毛によって目幅を広くして、ナチュラルに目ヂカラUP!
PARTS(05)
LIP
[リップ]“ 生まれつきキレイな唇”を装えるツヤリップがトレンド!
“品格のある口元でハンサムな女性を体現”
見た目も塗り心地も軽やか。ハンサムメイクに合うリップは“抜け感“のあるベージュ系。
(TIPS)SUQQUの06は塗るだけで洒落る
シックなくすみ感とほのかな青みを宿した、スモーキーなグレイッシュモーブ。トレンドのトープカラーをリップにしたらこうなるといった絶妙色。
(TIPS)手持ちのマットリップをぽんぽん塗りで薄膜に
春のリップには薄膜感。季節的に軽やかな口元が相性がよく、マットな質感のリップは指でトントンのせするとライトに仕上がる。マットリップを唇の中央にじか塗りした後、指の腹でトントンとぼかし塗りを。
ジャケット¥52,800、(ルシェルブルー/ルシェルブルー総合カスタマーサービス) ニットブラ¥7,000、タンクトップ¥8,000(ともにTW) その他(スタイリスト私物)
model_YUI OKADA
photographs_KENTARO KAMBE
hair & make-up_SAYOKO YOSHIZAKI[io]
styling_hao
text_AYAKO SHIRAKURA
※SPRiNG2024年5月号掲載の記事を再編集したものです
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