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ARE-KORE

2024 MAY ISSUE

Ferragamo
SCARF

SPRiNGエディターズの食指が動いたアレやコレを紹介するこの連載。今月は、SPRiNG女子と同世代のデザイナーが手がける〈フェラガモ〉から、ハンサム女子向きのスカーフをピックアップ。

This Month's BRAND:

Ferragamo
SCARF

〈フェラガモ〉スカーフ

おみそれしました、スカーフ様。
新生〈フェラガモ〉がイメージを覆す!

 正直なところ、スカーフに対して“マダムがまとうラグジュアリーなもの”というイメージがあり、自分が手に取るにはまだ早いアイテムかなと思っていました。ただ、それは大きな勘違いだったのです。 だって、こんなにもコンテンポラリーな配色、絵柄のスカーフがあるんですもん!

 それもそのはず。〈フェラガモ〉は2022年に当時26歳のマクシミリアン・デイヴィスがクリエイティブ・ディレクターに就任し、〈サルヴァトーレ フェラガモ〉から〈フェラガモ〉へとブランド名を変更しました。それまでの格式高いクラシックなイメージはそのままに、マクシミリアンが提案するクリエイティブはフレッシュで洗練感があるものばかり。コレクションをひと目見ればすぐに「私たちのためのブランドだ!」と心をつかまれるはずです。同世代デザイナーが手がけるというだけでもグッとくるうえ、どのルックもハンサム女子の好みのド真ん中なのです。

 このスカーフもそう。コンテンポラリーアートのようなデザインで、決してマダムにもコンサバにもなりえない、今っぽいムードが漂います。首元にひと巻き、バッグの持ち手に……と、オーソドックスな使い方だけではもったいない! キャミソール&スラックスの頭に真知子巻きした(被った)り、透け感を生かしてパンツの上に巻きスカートのようにまとうのも絶対お洒落! スカーフへの苦手意識を180度覆し、絶対にほしいと思わせる〈フェラガモ〉様に感服。これからもついて行きます!(エディターK)


食虫植物を描いた鮮やかなライトブルーのシルク製スカーフ&タイは、装いをコンテンポラリーに彩り、品とセンスを宿す。砂時計を抽象的に表現したブラックのスカーフはビッグサイズのため、アクセサリーとしてはもちろんのこと、ウエア、インテリアとしても活躍するはず。[左から]スカーフ(ブルー)[90×90cm]¥61,600、タイスカーフ¥29,700[140×7cm]、スカーフ(ブラック)[140×140cn]¥84,700(すべてフェラガモ/フェラガモ・ジャパン)


photograph_TAKASHI EHARA

※SPRiNG2024年5月号掲載の記事を再編集したものです
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