SPRiNGエディターズの食指が動いたアレやコレを紹介するこの連載。今月は、〈フェンディ〉がラグジュアリーな解釈を加えた〈レッドウィング〉の名作ブーツをピックアップ。
This Month's BRAND:
FENDI AND RED WING
BOOTS
「フェンディ アンド レッドウィング」ブーツ〈レッドウィング〉の名作ブーツが
〈フェンディ〉による解釈で、
とびきりラグジュアリーに!
〈フェンディ〉の2025年春夏コレクションは、空気をまとうかのように繊細なオーガンジー素材や、ビジューやビーズをあしらったモダンドリーミーなルックがずらりと並び、ファッションラバーの胸を高鳴らせました。そして、その足元に添えられていたのが、アメリカの老舗ブーツメーカー〈レッドウィング〉とコラボレーションしたこちらのブーツだったのです。ブーツのみならず、ビジューが輝くチュール素材のソックスをあわせ、ロマンティックテイストにグランジのアクセントを加えた足元のスタイルがまぁ素敵! 身悶えしてしまうほど私の好みドンズバでした。
話は変わりまして、最近友人と「私はギャル出身」「私はロリータをかじってた」などと学生時代を回顧していたのですが、そんななかで自分が青文字系だったことを思い出しました。そのDNAがまだ残っているのかはわかりませんが、服装がベーシックになった今でもコンサバ警察でありセクシー捜査班である私。スタイルがキマりすぎないよう、料理の最後に塩で味を調えるようにシューズに命をかけているため、このブーツにとりわけ心惹かれたわけです。
こちらのブーツは、〈フェンディ〉が誇る最高級カーフレザー「クオイオ ローマ」で仕立てられ、サイドにアイコニックな「セレリア」のステッチがあしらわれているのも特徴。武骨なワークブーツがラグジュアリーに昇華され、ドレス服にも、ミニマムなモダン服にもミックス&マッチすること請け合いです。
元青文字系には絶対刺さる!……かどうかはさておき(笑)、「シューズ命を自称する私が買わなくてどうする!?」と自問自答中です。(エディターK)
創業100周年を迎える〈フェンディ〉の2025年春夏コレクションで話題を呼んだ、アメリカの老舗ブーツメーカー〈レッドウィング〉とのコラボレーション。同ブランドを代表する「クラシックモック」のシルエットに、〈フェンディ〉らしいラグジュアリーな解釈が加わり、両ブランドの伝統と創造性を融合したビジュアルが実現。[ソール3㎝]¥225,500(フェンディ/フェンディ ジャパン)
photograph_TAKASHI EHARA
※SPRiNG2025年4月号掲載の記事を再編集したものです
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